今年も浜松まつりがやって来た。
174か町が参加しての勇壮な「凧揚げ合戦」や83か町が夜の街を華麗に彩る「御殿屋台の引き回し」。
参加するものも見るものも、熱気と歓喜に包まれる。
1年がまつりで始まりまつりで終わる。浜松っ子のエネルギーが、今爆発する。
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子どもの誕生を祝う「初凧」の伝統
浜松まつりの特徴のひとつは、「都市まつり」ということ。東京の天下祭りや京都の祇園祭と違って、神社仏閣の祭礼とは関係ない"市民のまつり"なのです。
浜松まつりの始まりは、一説によると今からおよそ450余年前の永禄年間(1558~1569年)に、当時の浜松を治めていた引間城主の長男誕生を祝って城中高く凧を揚げたことが、凧揚げの起源であると言われていますが、記録としては定かではありません。
なお、記録に残っているものとしては、寛政年間(1789~1800年)の記録に凧の記述がみられます。「遠州のからっ風」と呼ばれる強い風が吹くこの地は、気候的にも凧揚げに好条件であり、子どもの誕生を祝う「初凧」の伝統は、浜松まつりとして現在までこの地に根付いています。
(浜松まつり公式ウェブサイト〜)
凧揚げ合戦
174か町自慢の大凧が、五月の空に悠々と舞う
開会宣言と同時に上がる花火の合図、初子の誕生を祝う「初凧」、迫力満点の「糸切り合戦」。大凧が5月の空に悠々と舞う。凧揚げ合戦
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御殿屋台引き回し
各町自慢の屋台が、鍛冶町通りを優美に彩る。
各町彫刻を施した御殿屋台が絢爛豪華な美の競演をする。御殿屋台の行列は見るものを熱気と興奮に包み込み、かわいらしいお囃子が優美に華を添える。
(浜松まつり公式ウェブサイト〜)
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浜松まつり 御殿屋台・かわいらしいお囃子
2分30秒(後半)からは御殿屋台引き回し